月別アーカイブ: 2019年1月

楽器屋さんでライブ!vol.21

1月26日に工房で第21回目のライブが行われました、今回はバイオリン奏者 喜多直毅さんと箏奏者 元井美智子さんのお二人の即興演奏でした。

このお二人の工房でのライブは3回目,今回も素晴らしい演奏を聴かせていただきました。

喜多さんのバイオリンの音はガット弦を張っていることもあって、かなり擦過音がするのですが、箏は和楽器ということもありノイジーな音がバイオリンの比ではないくらい響いていてかなりエッジの効いた音で素晴らしかったと思います。曲は前半、後半とに分かれ前半では箏の柱が落ちてしまうアクシデント(?)があっても全然かまわずに演奏が続き柱の無い箏の演奏もまた面白く即興とは思えないほどでした。

和楽器の実音以外の倍音の成分の多さは西洋の楽器とは断然違うものなんだなぁと改めて実感しました、それでも残念なことに箏の弦も今はバイオリン業界と同じように張力の強い弦を張り倍音が減る方向に行っているらしく元井さんはそういった音が嫌で張力の弱い弦を選んで張っているそうです。張力が弱く倍音が沢山出る状態だと音のボキャブラリーが増えるので演奏も楽しいと思うのですが、弦が柔らかくなるので少し圧を掛けると弦の振幅が止まり響きが出なくなるので演奏は難しくなります。最近の張力の強い弦などは弾くのは簡単ですが音の響きが少なくつまらない音になっていってしまっているのがとても残念です。

最近の弦楽器の新しい弦などは同じく張力がどんどん強くなって音の響きがなく金やタングステンなど重たい素材を使って楽器に負担になることばかりしています、今出ている音が楽器本来の音なのかストレスがかかって出ている歪の音なのかきちんと整理するために今年は再び初心に還って松本弦楽器の俗にいう「3枚のコピー用紙」なるものについて不定期に書いていきたいと思います。

人に伝えるためというよりは自分の頭の整理の為ですが、良ければお付き合いください。久々の長文シリーズ始まります、よろしくお願いしますm(__)m

楽器屋さんでライブ‼ Vol.20

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年より工房はまた二人となりますがどうぞよろしくお願い致します。

新年の仕事が始まり、すぐに工房でのライブが開催されました。

今回は既にお馴染みのお二人、バイオリン喜多直毅さんと、コントラバス西嶋徹さん。

このお二人のライブはもう何度も開催されていて、毎回お二人の二人のオリジナル曲と歌謡曲や映画音楽などのアレンジを演奏します。近々レコーディングをするらしいのでその曲の選定も兼ね実験的に工房でライブを重ねています。

今回は前回も演奏した映画音楽や朝鮮民謡アリラン、ムーンリバーなど演奏されました。回を重ねるごとに同じ曲でも深みが増していくようで、何度聞いてもその回ごとに感じ方が違うのもライブの醍醐味だと思います。個人的にはアリランはとてもお気に入りになりました。原曲は聞いたことないのに好きな曲ができるのもまた楽しいです。オリジナルを聴いてみて発見があったり、こんな風なアレンジの仕方だったのか!とびっくりしたり。

そして1月26日には喜多直毅さん、箏 元井美智子さんでのduoが開催されます。このお二人のライブは即興演奏です。その日の気候や気分や思いなどまるで会話のように繰り広げられるステージはとても面白いです、興味のある方は是非ライブにお越しください!