Fittingの話 1

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Fittingの話、最初はアジャスターについてお話ししていこうと思いますが、まず初めの大前提として付属のパーツに対する考え方をお話ししていきたいと思います。

松本弦楽器としての解釈なので世間のご意見などは多々あると思いますが、アジャスターや、肩当、顎あては楽器にとっては余計なもの本来は無くてもいいものであると思っています。

さすがにテールピースや、エンドピンは無くてもいいとは言えませんがエンドピンでもチェロの場合ピンの素材も大事になってくるとは思います。

ではなぜ余計だと思うかというと、楽器本体にとっては重さが掛かってその付属品があることによって音のなる運動の妨げになるから無いほうがいいと思うわけです、それにアジャスターの場合テールピースの片側だけに重さが掛かり、またアジャスターの形によってはテールピースの枕の傾きを壊してしまうためにバランスまで崩れてしまいます。

顎あてに関してもそうですが、これは顎あてのお話をする際に説明していこうと思います。

つまり、Fittingは楽器の運動エネルギーを損なわないように、妨げにならないようにしながら付けなければならない物、本来はなるべく無いほうがいいんだけども…と言う前提で取り付けています。

また楽器のバランスが整って来れば来るほどこの小さな重さやバランスの差が楽器の鳴り方に大きな影響を与えます。

ですので、うちで扱っているアジャスターを付ければ音が良くなりますよ〜とか、顎当てを変えてみたら音が良くなりますよ〜とか、そういう話ではないことをご理解していただきたいです。

そもそも楽器のセッティングを整えてから付属の話をするのが普通だと思いますし、土台がしっかりしていないのに上物をごちゃごちゃいじっても訳わからないと思います、これからするお話は楽器の状態を整えた上でのお話です。

ではアジャスターのことをお話ししようと思いますが、相変わらず前置きが長くなってしまったので、1度終わりますf^_^;

次回はちゃんとアジャスターのお話をしますm(_ _)m