ゴールデンウィーク中のお知らせ

ゴールデンウィーク中のお休みのお知らせです。

4月28日(日)、4月29日(月)、5月3日(金)~5月6日(月)はお休みさせていただきます。

4月30日(火)、5月1日(水)、5月2日(木)は通常通り営業いたします。

なおメールのお問い合わせやネットショッピングでの対応はゴールデンウィーク明けになるかもしれませんのでご了承ください。

よろしくお願いいたします。

settingのお話 1

楽器に対する力のイメージについて

上の図は楽器に対する弦の掛かり方とそれに付随する力のバランスについて書いてあります。

平面図で書いてありますが、実際は立体なので円錐形をイメージしていただくと分かりやすいです。上の図の小さい菱形の部分は横から見た弦の掛かる部分(上ナットから駒を通ってテールピースまでの弦の掛かり方。楽器の中心を通って裏板側にも力のバランスがかかっていることを表しています。)大きい菱形の部分は下の図の楽器を正面から見た際の糸幅の収束してまとまっていく点を表しています。

この図が表しているものはバイオリン属は力のバランスが1点でまとまる(弦の中心感と楽器の中心感が1点でまとまる)様にできていること、平面図では分かりにくいかもしれませんが、この左右の円錐の垂線は楽器の中心で交わることを表しています。

このまとまる点(左右の線がまとまっている点)がずれて曲がって掛かっていたり、捩れてかかっていたりたりすると楽器と弦の中心感がずれてバランスが崩れていくという風になります。

どちらもまっすぐかかっていれば1番バランスが取れているということになります、じゃあ曲がっていたり捩れたままだとどうなるかと言うと、表板の魂柱側が下がったり、バスバー側が下がったり楽器自体がねじれてきたり、表板が割れたり…原因はこれだけで無く次回からお話しすることとも全部絡みますが楽器自身が弦の張力で自分を壊す方向に力を掛けていくという風になります。

バイオリン属はシェル構造なのでバランスが取れてさえいればプラスマイナス0になるように設計されているはずです。つまり壊れない設計になっています。もちろん元々の楽器の設計や強度など個体差ありますが基本的にはそういう風になっていると思ってください。なので、なぜか自分の楽器のバスバーが下がってくるのでオーバーホールでバスバーを交換してもまた下がってくる状況や、g線だけ鳴らないとかe線だけいつもひっくりかえるから弦を変えてみた、でも直らない。など原因はバスバーや弦の問題ではなくネックの問題に付随するバランスの問題が占めている割合の方が大きいということを知ってもらいたいです。

むしろちゃんとセットすれば表板のバスバー側が落ちていたのがバスバー交換しなくても使っているうちに元に戻ってくることもあります、これはオリジナルバスバーでの話ですが。

楽器のバランス次第で壊す力にも直す力にもなる。 魂柱をコンコン叩いて音が変わるのは当たり前です、駒も削ったり立て替えれば音が変わるなんてバランスが変わるのだから当たり前です。どこをどう変えたらその楽器にとってバランスが良くなるか考えてアプローチすることが大事だと思います。とりあえず弦変えるとか駒変えるというのは何の調整でも修理でも何でもないということを分かっていただきたいです。と、喧嘩を吹っかけるのはここら辺にして(-_-;) 

今回は楽器の中心感と弦の中心感をそろえること、それらは1つの点で交わることについでした。

次回は楽器の表板裏板に掛かる力についてです。

settingのお話 序章

何回か前のblogの中で松本弦楽器「3枚のコピー用紙」なるものについて少しだけお話をしましたが、今回はこの話を書いていこうと思います。

自分の頭の整理と松本弦楽器ってこんな風に楽器を見ているんですよ、という説明のために書いていきますので分かりにくかったり、ぐちゃぐちゃな文章になるかもしれませんがなるべく分かりやすく書こうと思いますのでよろしくお願いいたします。

もう6年前になりますが「初心に還って」というものとも絡んでくるので自分でも1度読み返してみたのですが、まぁ~分かりにくい(;^_^A 分かったのは看板のopenの由来くらいでしょうか。

あれから6年…分かりやすく、読みやすいものが書けるか自分にプレッシャーを掛けながら少しづつ書いていきたいと思います。これから書いていく順番ですが優劣はなく1番最初に書いたから1番大事とかではありません。どれも大事です。

では次回から始まります。

ちっちゃい松脂

facebookにはすでにアップしていますが、僕が前々から冗談で密かに作っていてご希望の方に差し上げていた小さいアニマル松脂を堂々と販売することとなりました。

kidsサイズの松脂よりも一回り小さくなっていますが、内容はこれまでの松脂と変わらないクオリティーです。

種類が4種類あるのでまだ通販には反映しておりませんが、ご要望が多ければそのうちラインナップに加えようかと思っています。現在は工房での販売と子供用初心者セットを購入してくださった方の松脂として4種のうちどれか1つがおまけになって付いてきます。

よろしくお願いします。

お知らせ

ここ数日間ホームページにアクセスするとデータベース接続確立エラーと出ていましたが、問題は解決いたしました。

ご迷惑をおかけしました。

井田

楽器屋さんでライブ!! vol.22

3月15日にバイオリン喜多直毅さん、チェロ五十嵐あさかさんのお二人で工房ライブが開催されました。お二人の共演は工房では初でした。

曲目はお二人のオリジナルやクラシックのアレンジなど二人のduoから始まり喜多さんのバイオリンソロと五十嵐さんの弾き語りもあり素晴らしかったです。

いつも喜多さんはこの工房でのライブでは実験的に色々なことを試す場としているようで、今回のバイオリンソロは何度も工房でも共演しているコントラバスの西嶋徹さんと収録した中にも入っているそうで、毎回ニュアンスが違く僕もライブで聞いたことがあるのですが、今回のアレンジはとてもシンプルでオリジナルの曲がスッと染み入るようで素晴らしかったです。五十嵐さんのソロではオリジナル曲の弾き語りで五十嵐さんの歌の素晴らしさ!とてもメロディアスで素直で演奏家はやはり歌もうまいんだな~なんて変なところを感心してしまいました、音のイメージを楽器に乗せて演奏しているのだから当たり前と言えばそうなのでしょうけど(;^_^A

今回はお二人は初でしたのでまた機会があればお二人でのduoも聞いてみたいです、そして!

3月23日には箏の元井さんと喜多さんのライブが開催されます。お二人は即興演奏です。今回の演奏はどんな発見があるのかとても楽しみです。

楽器屋さんでライブ!vol.21

1月26日に工房で第21回目のライブが行われました、今回はバイオリン奏者 喜多直毅さんと箏奏者 元井美智子さんのお二人の即興演奏でした。

このお二人の工房でのライブは3回目,今回も素晴らしい演奏を聴かせていただきました。

喜多さんのバイオリンの音はガット弦を張っていることもあって、かなり擦過音がするのですが、箏は和楽器ということもありノイジーな音がバイオリンの比ではないくらい響いていてかなりエッジの効いた音で素晴らしかったと思います。曲は前半、後半とに分かれ前半では箏の柱が落ちてしまうアクシデント(?)があっても全然かまわずに演奏が続き柱の無い箏の演奏もまた面白く即興とは思えないほどでした。

和楽器の実音以外の倍音の成分の多さは西洋の楽器とは断然違うものなんだなぁと改めて実感しました、それでも残念なことに箏の弦も今はバイオリン業界と同じように張力の強い弦を張り倍音が減る方向に行っているらしく元井さんはそういった音が嫌で張力の弱い弦を選んで張っているそうです。張力が弱く倍音が沢山出る状態だと音のボキャブラリーが増えるので演奏も楽しいと思うのですが、弦が柔らかくなるので少し圧を掛けると弦の振幅が止まり響きが出なくなるので演奏は難しくなります。最近の張力の強い弦などは弾くのは簡単ですが音の響きが少なくつまらない音になっていってしまっているのがとても残念です。

最近の弦楽器の新しい弦などは同じく張力がどんどん強くなって音の響きがなく金やタングステンなど重たい素材を使って楽器に負担になることばかりしています、今出ている音が楽器本来の音なのかストレスがかかって出ている歪の音なのかきちんと整理するために今年は再び初心に還って松本弦楽器の俗にいう「3枚のコピー用紙」なるものについて不定期に書いていきたいと思います。

人に伝えるためというよりは自分の頭の整理の為ですが、良ければお付き合いください。久々の長文シリーズ始まります、よろしくお願いしますm(__)m

楽器屋さんでライブ‼ Vol.20

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年より工房はまた二人となりますがどうぞよろしくお願い致します。

新年の仕事が始まり、すぐに工房でのライブが開催されました。

今回は既にお馴染みのお二人、バイオリン喜多直毅さんと、コントラバス西嶋徹さん。

このお二人のライブはもう何度も開催されていて、毎回お二人の二人のオリジナル曲と歌謡曲や映画音楽などのアレンジを演奏します。近々レコーディングをするらしいのでその曲の選定も兼ね実験的に工房でライブを重ねています。

今回は前回も演奏した映画音楽や朝鮮民謡アリラン、ムーンリバーなど演奏されました。回を重ねるごとに同じ曲でも深みが増していくようで、何度聞いてもその回ごとに感じ方が違うのもライブの醍醐味だと思います。個人的にはアリランはとてもお気に入りになりました。原曲は聞いたことないのに好きな曲ができるのもまた楽しいです。オリジナルを聴いてみて発見があったり、こんな風なアレンジの仕方だったのか!とびっくりしたり。

そして1月26日には喜多直毅さん、箏 元井美智子さんでのduoが開催されます。このお二人のライブは即興演奏です。その日の気候や気分や思いなどまるで会話のように繰り広げられるステージはとても面白いです、興味のある方は是非ライブにお越しください!

仕事納め

2018年も無事に終わることができました。来年もよろしくお願い致します。

また、弟弟子の徳弘が今年いっぱいで退職致します。お世話になった皆様ありがとうございます。

来年は7日から営業致します、よろしくお願い致します。

井田


工房でLIVE!

12月21日に工房でライブが開催されました。

今回のメンバーはお馴染みバイオリン 喜多直毅さん、そしてチェロ ルドヴィートカンタさんのお二人のDuoでした。凄い組み合わせですね!

今回は松本弦楽器の主催ということでお二人をお招きして工房でのライブ開催となりました。

曲目はバッハのインベンションを曲間に挟みながら映画音楽、タンゴ、カンタさんのバッハ無伴奏、喜多さんのオリジナルの楽曲など2ステージに亘り豪華な時間となりました。お二人でのduoは二人の和音の重なりがとても心地よくメロディーの移り変わり方などバイオリンとチェロの音域を使ったきれいな旋律でした、そして1ステージのラストに演奏されたカンタさんのバッハの無伴奏では圧巻の迫力のバッハ!さすがです。

2ステージ最初は喜多さんのソロから始まりこれは喜多さん以外では弾けないでしょうというようなメロディーでした、やはりさすがです!お二人とも僕なんかが言うことではないですがハイレベルです、改めて凄さを実感したライブでした。

是非、またこのお二人での演奏を聴いてみたいと思いました。